フォアテイルズの屋根裏工房へようこそ。
アメリカ旅行記や制作記録などを綴っております。
ロイストン鉱山にてターコイズを採掘してきました。

フォアテイルズ カート店 
https://cart.st/store/fourtails_shop
スカイストーン(空石)店
http://skystonejp.com/
フォアテイルズ Creema店
https://www.creema.jp/c/fourtailsfox
| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK |
| CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
ターコイズのバッキング処理って、なんなのか・・・。ってネ。
JUGEMテーマ:ハンドメイドアクセサリー



バッキング剤というものが「ターコイズ」にはバッキング処理に使われます。
ターコイズの後ろの黒い部分(1mm程度)

どうしてこんなものが、石の後ろに貼りつけてあるのかご存じでしょうか?
諸説いろいろあるかもしれませんが、USA調べの情報で言えば・・・。


【 ターコイズ・バッキング物語 (2014補填版)】

ターコイズは、多くの理由でバッキング処理を行います。インディアン達は、その昔ターコイズを着用していた時に、ターコイズは、マトリックス(母岩)の境目に沿って割れるということを知りました。

マトリックス(母岩)に模様が入る美しいターコイズは、実はとても脆弱です。もし、バッキング処理がなかったらそれらは簡単に壊せるでしょう。マトリックスは、ターコイズを美しく見せますが壊れたりひび割れるのはその部分です。このマトリックスは、ターコイズのまわりをコーティングするように生じた房状になった小さなターコイズの集合体です。

これを横切るように上手にカットした時に、スパイダーウェブを認めることができます。そして、このウェブが多いほどターコイズの強度は弱くなります。ターコイズに高い価値を与えるマトリックスは、それはまたターコイズを壊れ易くするものです。

そしてインディアン達は、この割れるという問題に対する処理法を探し始めました。バッキング処理した場合、それは脆弱な石の強度をあげることができます。バッキング処理の初期段階のやり方は、初めはとても変わっていました。最も一般的だったのは、フォードモデルT(1909年〜 ,USA)のバッテリーケースにターコイズを接着する方法でした。そして、このバッキング処理方法は、古いレコードを使うやり方に発展しました。

・・・つまり、ウェブの多くきれいな(価値のある)ターコイズを「硬いものを貼りつけることで割れにくくする」ということがバッキング処理の原点である。ということなのです。そこから、一連の作業に組み込んじゃったので、とりあえずバッキング処理をしてから研磨するという現在の方法が確立されていくわけなんですが、、、。

「ん?」じゃあ、硬いターコイズでブルー1色のものにバッキング処理って必要なの?・・・そうなんです。実は作業の流れでやっている・・・という事も多いのです。(笑)いろんな鉱山の石を切りますからねw

USAで初期の音楽用レコードは、あまり厚みがなくてバッキングに使うのに適していました。(日本でもソノシートって言うのが、45年前くらいは雑誌のオマケでありましたよね?え?(@@;知らないの!?その後アメリカでも、数年にわたり更に多くのいろいろなものがバッキング処理に使用されました。

バッキングの方法は、ターコイズ・カッター(切る人)の秘密でその知識はシークレットだったようです。これについては、鉱山主のジム サンダースに直接USAで聞いたことがあります。彼は、ニンマリ笑って「Secret!(ひ・み・つ)」と言っただけで教えてくれませんでしたが、スペシャル・ブレンドだとは言っていました。ジムのバッキング剤は茶色です。粘着力はデブコン(黒)よりやや弱く時々、ちょっとした衝撃で外れたりします。

現在、ターコイズのバッキング剤としては、デブコン社の製品がバッキング処理剤としてによく用いられていますが、これは非常に強く、縮まず、曲がらず、そしてとても安定しているからです。

私もDevcon A(鉄剤入)をよく日本でも使いますが、これ使うと磁石に付くという副作用?もあります。硬化すると石のように硬くなる(水道管などの補修用)ので便利です。ネオジウム入りのペンダントを作り、ターコイズを交換できるものを制作したことがあります。。。

ターコイズのバッキング処理は、ターコイズ・ビジネス(USA)ではスタンダードな処理です。ターコイズ・ビジネス(USA)に詳しい人達は、バッキング処理しないことは、ターコイズにとって強度的に好ましくないということをよく知っています。
ま、これはジムの受け売りですが・・・。

で、結局のところ、バッキング剤はDevconが最適というわけでもありません。そろそろ、進化してもいい頃だと考えています。
この日本という国には、素晴らしい化学力があります。この化学力は大いに利用すべきだと思い、フェザタコ※では、Devconを使わない新しい(もちろん安価な)バッキング処理剤の検討を開始しました。


※フェザタコ(関西のたこ焼き屋ではありません)フェザー&ターコイズカンパニーの略
FEATHER&TURQUOISE COMPANY, LLC(Limited Liability Company), JAPAN
 
ひとやすみ - -
<< NEW | TOP | OLD>>