アメリカは広い。目的地は、アルバカーキー。
たまには、真面目に?ターコイズをUSAで仕入れるまでを書いてみますか・・・。
ロサンゼルス空港から、黄色いバスで数分のハーツレンタカーで車を借りて
ウインカーの代わりに?ワイパーを作動させつつ(@@;走り出す。
左ハンドル、電動シート、右側通行、マイル表示、GPSの使い方・・・いろんなことに瞬時に対応。
対応できないと、ワイパーが作動する羽目に(笑)
最初の20分が勝負だな・・・と、毎回思う。
レンタカーのカギは車についている。渡された番号の車に荷物を載せたら、ハイ!スタート!!!
レンタカーセンターの出口のゲートでチェック(伝票とパスポート・・・IDと呼ぶ)。
OK! GO!Have a nice day!!!(^−^)/
その瞬間からUSAドライブが始まる。。。

ロサンゼルスは、街なので渋滞もあるし4車線、6車線なんてあたりまえ。
ちゃんと行きたい方向がわかっていないと、分岐点で反対方向へ。。。なんて事もよくあるw
カーナビとはよく対立する。
高速に入ったと思ったら、左車線から出る用意をしなきゃいけないなんてことも。
いつも、真ん中くらいの車線をキープしてる。街を抜けるまでの1時間くらいが緊張するけど、
郊外へ抜けたら広い広い大地とどこまでも続く青い空が目の前に広がる。

カリフォルニアのJimとSherriの家により、そこから本気の旅がはじまる。
ロサンゼルスから2時間の距離。
セドナやモニュメントバレーで撮影しながらUSAドライブは、続く。

「ターコイズは、虹の足元に生まれる。」
大地から立ち上がる大きな虹をみるたびに思う。
あそこに、ターコイズがあるんぢゃないか???と。
馬に乗ったネイティブだったら、絶対にあの虹を追いかけているような気がする。
青い石を見つけたら、「
I got a blue stone!」なんて、叫ぶんだろうなw
USAにいると、適当な(あってないとは思うが)ルー大柴的な英語での会話が多い。
あれって、理にかなってるよなぁなんて思う。
ま。大筋が通じているようなので良しとする。
英語圏にいると言語が自然に切り替わる(思い出せない英単語がでてきたり)のが、不思議だ。

USAの壮大な風景の中を走っていると、ちっぽけな人生が嫌になる。
もっと人間らしく。いがみ合わずに、平和にのんびり生きたいなぁ。
走っている時間は、自分と向き合う時間でもある。広がる地平線に何を想う?
ナバホ族(Navajo)の人たちは、カメラで撮られるのがNO!なのでノーファインダー遠距離撮影。
露天でアクセサリーを売って生活しているが、トレーナーは着古して穴だらけ。
高価なターコイズなんてものは入手できないので、怪しいターコイズも多い。
Jimが言うことには、観光センターみたいなところでターコイズ製品(インディアン・ジュエリー)は
買ってはいけない。
ハウライトをトイレ洗浄剤のブルーで染めてある・・・だそうだ。
笑えない話だが・・・。アメリカのネイティブは貧しいのだそうだ。
ただ、こういうところでお金を落としていってあげるのも観光客の役目なんじゃないかな?
おばあちゃんがアクセサリーを売っていたので、話を聞くと「わたしゃ、売る専門だよ。」
「友人の
ナバホ族(Navajo)が、この商品を作ってるんだ。」
「カードも使えるよ(笑)」
・・・おばあちゃん、恐るべし・・・である。
無論、こんな何にもないような場所でカードなんか使わないが。。。
いくつかのアクセサリーと引き換えに現金を置いてくるw
こんな場所で買うアクセサリーは、石がどうとかじゃなくて、おばあちゃんとのやりとりが楽しい。
へんな英語を駆使する(苦使?)日本人の相手をしてくれるお駄賃みたいなものだ。
もちろん、交渉もする。
「これ、いくら?」
(^−^)「$10」
「じゃあ、これと、この2つでいくら?」
(^−^)「$20」
「じゃあ、これも足して3つ買うから、ディスカウントして。」
(^−^)「$30」
「・・・(^^;おそるべし(爆笑)」
OK!じゃあ、$40でもいいやwww

まあ、半ば観光なのでそれも良しとするw
$10は、おばあちゃんへのチップ。
ターコイズを仕入れる旅は、人生の旅でもあるわけで。。。
その時をどう楽しむかも、大事な時間の過ごし方だったりする。
ターコイズを求めて旅するわけなんだけど、そんな出会いが緊張している旅を和ませる。
もちろん、がっつり仕入れてくる。
これ、キングマンとウインターグリーン全部でいくら?
「Too much e
xpensive!」
「そこは、友人なんだから安くしてよ。鉱山主でしょ?」
「$1200.00」
「もう少しなんとかなりませんかね〜(−−;」(とりあえず値切る)
「$1400.00」
「増えてるやん(^^;」
「OK! $700.00で、どう?(笑)」(たたく)
「(@@;Oh! my god!」
「じゃあ、$900.00にしよう。」
「ルームサービスを頼もう。Jim、1杯おごるからw」
ガソリン代もかかるからねェ。
アルバカーキーまで、ドライブを楽しんでいるだけ・・・ともいうが。
USAは、寄り道ロングドライブが楽しい。